無垢フローリング8年目の経年変化と掃除方法について

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オーク無垢フローリングの メリット・デメリットを個人的な感想を基に紹介します。

経年変化(8年目)とお手入れについても紹介しますので併せてご覧ください。

下記のような方に参考になると思います。

・これから新築やリフォームを考えている方

・無垢フローリングの経年変化について知りたい方

・無垢フローリングのメンテナンスについて知りたい方

1,オーク(ナラ類)無垢フローリングについて

無垢材(むくざい)とは、切り出した木材の一枚板を加工した床材のことです。

ですのでオーク無垢床材とはオーク(ナラ類)木材の一枚板を加工した床材のことです。

一方、複合フローリングは、合板や集成材に薄く削った天然木を貼り合わせたり、木目のプリントシートを貼り合わせたものです。

とりどし
とりどし

無垢材と、複合フローリングのどちらが良いということではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。

今回は、オーク無垢フローリングについて実際に8年程過ごした感想も含め、自分なりのメリットとデメリットを紹介していきます。

2,オーク無垢フローリングと複合フローリングの比較とメリットとデメリット

オーク無垢フローリングのメリット

耐久性と耐水性が高い → 商業空間や公共施設の床材としても使われるほどです。

天然木独特の美しさ → 使い込むほど艶が出て経年変化を床の傷も含めて楽しめる

素足で気持ちいい → 調湿性・保温性があるので素足で歩きたくなります


その他、いろいろメリットはあると思いますがなんといっても耐久性と耐水性が高く数ある無垢材の中では比較的コストも抑えられる点がメリットと考えられます。

特にこだわりが無く、しかし無垢床材がいいと考えている方にはオーク無垢フローリングはおススメです


オーク無垢フローリングのデメリット

建築費が高くなる → 複合フローリングに比べて価格(導入コスト)が高いです

手間がかかる → 1年に数回ワックス掛けをする必要があります


上記2点がこれまで感じたデメリットです。

無垢フローリングは水拭きに向いていませんので、基本的には乾拭きか、硬く絞ったタオルで床掃除をします。

液体がこぼれてそのままにしておくとシミになりますので、綺麗にするためにも年に数回ワックス掛けをした方がいいかと思います。

3,オーク無垢フローリング(オイル系塗装)のメンテナンス方法(水拭き掃除)

前提として、「浸透系塗料」と呼ばれる、木の内部に浸透するタイプの塗料(オイル系塗装)で塗装したフローリングのメンテナンスについて紹介します。

上記の写真が「浸透系塗料」オスモカラーのチーク色で塗装したフローリング。写真は8年目の様子です。

メンテナンスと書きましたが特別な手入れは必要ないと思っています。

私はグラノスのホームワックスを使って水拭きをしています。

使い方は少量のワックス原液を水で薄めてタオルに染み込ませ、よく絞って水拭きするように床を拭いていくだけです。

こまめに出来る方は1か月に一度くらいやってもいいと思います

私はそこまでやっていないので、洗面所やキッチン周り、テーブル下は2回重ね塗りをしています。

とりどし
とりどし

ワックス掛けした後は綺麗になって気持ちがいいですよ。

サラサラスベスベになります。

参考までに

「浸透系塗料」→自然由来のオイルやワックスなどが原料になっている塗料です。

「造膜系塗料」→木の表面に膜を張るタイプの塗料を使った塗装で、ウレタン塗装やUVウレタン塗装。

無垢フローリングの水拭きで使っているワックスです↓

「浸透系塗料」オスモカラー↓

4、「浸透系塗料」いわゆるオイル系塗料の魅力

主観的な感想になりますが、テカテカしていてしっかりと表面コーティングするウレタン塗装とは違い、メンテナンスする頻度は高く手間がかかりますがその分木質感(見た目も、肌触りも)を存分に味わえるところが魅力です。

とりどし
とりどし

オイル系の塗料で塗装しても、年月を重ねるごとに床の光沢が増していき変化を楽しめます。

1階と2階で比べると、過ごす時間が長い1階の床の方が艶が出てきています。

5,まとめ

無垢床材の導入については価格の面と、メンテナンスの面で悩んでいる方もいると思いますが、個人的にはおススメです。

実際に住み始めてから数年後に無垢フローリングにしたいと思っても、床の張り替えは価格の面でも、作業の面でも結構大変です。

また、メンテナンスが必要といっても、水拭きするときにワックスを少し加える程度の労力ですのでそこまで気にする必要は無いかと思います。

この内容が参考になれば嬉しいです。

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