日商簿記3級合格までの道のりと、対策について紹介します!

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世の中にはたくさんの資格がありますが、その中でも「まずはこれを取りましょう」と勧める方も多い簿記3級。

仕事で使える資格の「第一歩的な資格」という認識の方も多いのではないでしょうか。

高校の学習においても必修科目にしてもいいくらい幅広く役に立つ知識だと言われています。

今回は、普通のサラリーマンである私でも合格出来た簿記3級の勉強方法について私なりの視点でお伝えします。

完全に主観となりますが、何かの参考になれば嬉しいです。

下記のような方に参考になると思います。

☑簿記3級取得を考えている方

☑何か資格を取りたいと考えている方

☑簿記3級の勉強方法に興味がある方

1,そもそも簿記3級って何?という方に簡単に説明します。

簿記3級は、基礎的な簿記知識や会計の理解度を評価するための資格です。

また、簿記3級は、簿記2級や1級と比べると難易度が低く、初心者にも取り組みやすいレベルの試験です。

試験では、個人事業主や中小企業の会計処理や財務諸表の作成方法、税金の計算などについて問われます。

会計に関心を持つ人やビジネスにおいて基礎的な財務知識を身に付けたい人にオススメです!

2、簿記3級取得の3つのメリット

①基礎的な会計知識の習得: 

会計の基本的な知識やスキルを身に付けることが出来るため、ビジネス運営において役立つ知識です。

②就職や転職の強み: 

就職活動や転職活動において有利になる場合があります(若い方がその傾向は強そう)。特に、事務職や経理関連。

③独立起業のサポート: 

独立起業を考えている人にとっても有用です。自分で財務管理や経理処理を場合、簿記の知識が役に立ちます。

3、簿記3級合格までの期間と勉強方法

簿記3級の試験は100点満点中70点で合格ですので、7割理解出来ていれば合格ラインに達します。

しかし、ぎりぎりだと怖いので出来る限り理解度を高めたいところです。

私の場合、11月に勉強を始めて6月の試験で合格することが出来ました。(約7ヶ月の期間かかりました。)

勉強に使った教材はテキスト2冊と問題集1冊です。

▪︎初期(11月〜2月下旬)

テキストは「スッキリわかる日商簿記3級」第9版(TAC出版)の中古品(¥300)を購入し平日の夜30分ほど読んでいました。

とりどし
とりどし

言い訳ですが、週末は子育てで勉強できませんでした。

初めは馴染みのない言葉が多く眠くなりながら読んでいました。

一通り読んでもよく分からなかったので、もう一度読んでから付属の問題を解きました。

この期間の勉強時間約35時間(20日×3.5ヶ月×30分)→自分なりの理解度35%

▪︎中期(2月下旬〜5月上旬)

テキストは「スッキリわかる日商簿記3級」第14版(TAC出版)が2月下旬に発売(¥1,100)したので、こちらで勉強を始めました。

内容は一部刷新されていましたが問題無く移行出来ました。

※簿記の本試験は2月、6月、11月に行われます。ネット試験は随時受験可能です。

中古のテキストで2回読んでいるためここでも2回読みましたが、だいぶ早く読み終えて付属の問題に力を注ぎました。

問題も2回解きました。この期間は平日1時間程度勉強していました。

この期間の勉強時間約40時間(20日×2ヶ月×1時間)→自分なりの理解度55%

▪︎仕上げの時期(5月上旬〜6月上旬)

ここからは問題集「みんなが欲しかった!簿記の問題集日商3級」第11版(TAC出版)を購入(¥1,100)を購入しひたすら解きました。

この問題も2回解きました。この期間は平日1.5時間程度勉強していました。

この期間の勉強時間約45時間(20日×1ヶ月×1.5時間)→自分なりの理解度85%

このような流れで(総合計時間約120時間:自分なりの理解度85%)で試験に挑戦しました。

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4、当日の試験と合格発表について

当日は、自分なりの理解度85%で挑みましたが、かなり出来なかった印象です。

結果的にぎりぎり合格(点数72点)出来ましたが、試験日以降不合格を覚悟しておりました。

試験から2週間程度で合否の発表が出ます。

5、簿記3級試験の対策について

問1:仕分け問題15問(45点)問2:帳簿記入等(20点)問3:試算表作成(35点)という構成が多いようです。

最も難問とされているのが、問2:帳簿記入等(20点)です。私もここは苦手です。

対策としては問1を解いてから問3を解いておきます。ここが満点であれば80で合格です。

ですがここで全問正解とはいかないことも多々あるでしょうから70点を目標にしてもいいかもしれません。

私の場合は、問2については難しいので最後に解きました。問1と問3で70点超えなかった場合の保険として問2で6点〜8点取れるようにと意識しておりました。

結果的には問1:42点、問2:6点、問3:24点 合計72という結果でした。※合格の場合のみ配点だけが分かるようになっています。

これは完全に私の感想ですが、問題集「みんなが欲しかった!簿記の問題集日商3級」第11版(TAC出版)は分かりやすくていいのですが本試験に比べてやや優しい印象です。

とりどし
とりどし

テキストと問題集で問2の理解度を高めて10点以上を取れるように勉強してみることをお勧めします。

そうすればより合格に近づく気がします。

6、今回の簿記3級でかかった費用総額

今回は総額¥6,590で簿記3級を取得することが出来ました。

内訳は下記の通りです。

・テキスト(中古):¥300 ・テキスト(新品):¥1,100 ・問題集(新品):¥1,100 ・ノート2冊:¥200

・解答用紙のコピー代:¥400 ・受験費用:¥2,850 ・事務手数料:¥640

7、まとめ

一念発起して受験した簿記3級ですが、想像してたよりも難しい印象でした。

ですが、独学でも十分合格出来る資格だとお思いますので、受けようと考えている方はぜひ挑戦してみてください。

久しぶりに知らない分野を勉強出来て楽しかったです。試験や合否の緊張も含めて久しぶりの感覚でした。

試験は終わりましたが苦手な部分がまだまだあるので、もう少しテキスト読み込んでおきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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