2021年課題図書「わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話」を小学生3年生になったつもりで感想文を書いてみました。
あまり上手な感想文ではないと思いますので、まるごとコピペするのはおすすめしません。
また、文字数も多いと思いますので参考程度になればという思いです。
※漢字も出来るだけひらがなにしてありますので大人にはやや読みにくい文章になっていると思います。
余談ですが、今回この本を読むことに決めたのが夏休みにないって2週間ほど経った頃でしたが、そも頃には書店でもネットでも売り切れが多く、販売していても送料含めると割高だったりしていました。
運よくメルカリで購入できましたが、課題図書に関しては早めの購入をお勧めします。
下記のような方に参考になると思います。
・感想文の書き方に悩んでいる方
・感想文の参考資料が欲しい方
1、この本を読書感想文に選んだキッカケ
ぼくはカメムシの臭いにおいが苦手です。おじいちゃんの家に遊びに行ったときに、まどにいたカメムシをさわってとても臭いにおいがしておどろきました。
それからはカメムシ見ると「くさい虫がいる」と思うようになりました。
だから、「わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話」という題名を見たときに、どうしたらカメムシが宝ものになるのか気になってこの本を読むことにしました。
2、この本のあらすじ
このお話は岩手県くずまき町にある、全校児童29人という小さな小学校であった本当のお話です。
この地域では毎年秋から冬になる頃、たくさんのカメムシが屋内に入ってきます。
作物の葉っぱを食べてしまったり、せんたくものにくっついたり、いやなにおいを出してでたくさんの町の人たちを困らせるとてもやっかいな虫だと思われていました。
ある日、小学校の校長先生が生徒たちに「カメムシにはいろいろな種類がいるようです。
よく見ると色や形が違うし、そろぞれ名前があるようです。私も知らないのでいっしょに調べてみませんか?みんなでカメムシはかせになりましょう!」と提案しました。
その提案をきっかけに生徒たちは、いろいろな種類のカメムシを見つけて、名前を調べてました。
調べたカメムシはろうかにはりだされ、30種類以上ものカメムシをみんなで見つけることができて、これを見た一人の生徒が「カメムシはぼくたちの宝ものだね」と校長先生に言いました。
それから校長先生は、見つけたカメムシを本にまとめてずかんにしました。
校長先生がずかんの内容が間違っていないか確認してもらうためにカメムシをくわしく調べている会社にずかんを送ったら、二人のカメムシ博士が小学校まで来ていっしょにカメムシを調べてくれることになりました。
3、感想①どのように考え方や行動が変わっていったか
小学校に通う生徒たちは初め、「カメムシはかせになろう」という提案にとまどっていましたが、どんどん新しいカメムシを見つけていくうちに
積極的に自分から探すようになりました。
そして発見されたカメムシが日をおうごとに増えていくことで、自分で見つけたよろこびと、もっと見つけたいという気持ちが増えていきました。
春ころから始まったカメムシ調べでしたが、夏休みになったときには今までしらべたことのあるカメムシなら、一目で名前が言えるようになっていました。
遠足で歩いているときも、一人が「カメムシいた」と言うと、みんながカメムシさがしに夢中になりました。
カメムシを調べて、カメムシの種類やどうして臭いにおいを出すのかをわかってからは、カメムシに対してやっかいものという気持ちが少しづつ減っていき、カメムシにきょうみを持つようになっていったように思いました。
4、感想②印象に残った場面とどうして印象に残ったか
カメムシは食べたエサを材料に体のなかでにおいのもとになる液体をいくつかつくって「にげろ!」「あつまれ!」のメッセージを伝えるようです。
「にげろ!」はなかまに危険を知らせるメッセージで、「あつまれ!」は冬ごしのいい場所があるから、集まっておいでというメッセージのようです。
ただくさいにおいだと思っていたので、こんなはたらきがあると知っておどろきました。
また、アメンボがカメムシの仲間であることや、大人の虫になるまでに5回も脱皮するということも知らなかったので、ぼくにとっても発見になりました。
5、まとめ(この本を読んで自分がどうしたいと思ったか)
やっかいもの虫だと思われていたカメムシですが、どんどんカメムシを調べてわかることが増えると、やっかいものという気持ちが少なくなりました。
なにも知らないで、怖いとか嫌いという気持ちを持つこともありますが、少しでもわかることが増えることで気持ちも少しづつかわっていくことがわかりました。
カメムシのにおいが苦手でしたが、ぼくも少しカメムシにきょうみを持つことができました。