大手新聞で掲載していた「空飛ぶクルマ ルール整備」というニュースについて嚙み砕いて解説します。
記事内容に興味を持っていただけたら、さらに「空飛ぶクルマ」について調べてみてください。
日本の新興企業「スカイドライブ」のホームページ
空飛ぶクルマの動画を見るとワクワクします。
下記のような方に参考になると思います。
新聞はわかりにくい。もっとわかりやすく書いてという方
サクッと知識を増やしたい方
空飛ぶクルマに興味がある方
1,空飛ぶクルマってどんなもの?
今現在指している定義は(厳密な定義はまだありませんが)
高さ数十メートル~数百メートル程度の比較的低い場所を飛ぶ物
そして、①人が乗れる ②電動 ③垂直に離着陸できる ④自動運転
この4つが出来る乗り物のことを呼ぶようになりそうです。
現在開発されている機体を見るとドローンを大きくしたような見た目の物が多い気がします。
一般的な飛行機は高さ1,000メートルくらいを飛んでいます。
高さの目安として、30階建てのマンションは100メートルくらいで、
東京タワーは333メートルです。
2,クルマが空飛ぶためののルールを決めないと開発が進まない
具体的なルールとしては
・操縦士の資格・飛行区域・飛行機体の安全基準
といったルールを現在の航空法を基に規制を追加したり、整備したりするみたいです。
そして将来的な利用例をはっきり描き、実現に向けて、課題を洗い出す作業も進めるようです。
日本の経済産業省と国土交通省は2025年には国内の広いエリアで人を乗せて移動できる手段(旅客輸送)にと目標を掲げています。
この様にいつまでに何をするか具体的な目標を立てて、世界で激しくなる開発競争に対抗したい考えです。
2023年に離島間での貨物輸送(宅急便とか)を実現させて
2025年に観光客を乗せて飛行することを実現させることが当面の目標。
3,やっぱり海外勢がリードしています
アメリカやヨーロッパ、中国がこの分野では進んでいます。
ある程度今のルールを緩くすることで、空飛ぶクルマの開発が加速しています。
中国では新興企業による実用化に向けた動きが活発で、すでに飛行機体(空飛ぶクルマ)の量産工場の建設まで発表しています。
ちなみに、日本航空(JAL)やトヨタ自動車などはアメリカやドイツの新興企業に出資しています。
4,まとめ
空飛ぶクルマに関して、日本勢も注目されている企業があります。
大手自動車会社出身者たちが設立した新興企業「スカイドライブ」です。
スカイドライブは2019年に有人飛行の実験を始めています。
日本の製造技術の強みを生かして海外勢に追いつけるように応援したいですね。